台灣女建築家學會

分享

亞洲女建築家研討會︱UIFA JAPON的活動

作者 : 吉野泰子 Yasuko YOSHINO / UIFA JAPON 會員

日期 : 2019-03-08

[原文]
UIFA JAPONの活動
吉野泰子 Yasuko YOSHINO / UIFA JAPON 会員

国際女性建築家会議日本支部(UIFA JAPON)の社会貢献活動である2つの領域は、女性建築家・技術者に関する調査研究及び展示・シンポジウムなどによる普及・啓発活動および女性建築家の特性を生かした社会貢献としての自然災害被災地・被災者支援である。これまで継続されてきた定例活動は、「総会・記念講演会」「海外交流の会(年3回)」
会員の自主活動の「この指とまれ」の開催と「NEWSLETTER」(年4回) 「UIFA JAPON D'AUJOURD'HUI(ミニニュース)」、「会員名簿」の発行である。総会記念講演会および海外交流の会では、国内のみならず海外から来日した方や海外通の方々を講師にお招きし勉強会を行なっている。この指とまれは、会員だれでもが企画提案し、参加者を募って実行するものである。10年来のUIFA JAPONの代表的活動として『自然災害被災地・被災者支援』があげられ、被災地のコミュニティのレジリエンスを後押ししたことが、最大の成果と思われる。これらの特徴と効果を以下に示す。
特徴①活動の基本理念「被災者に寄り添う、現地の住民と連携する、被災住民の自立とコミュニティの再建を支援する」②支援活動の中心はUIFA JAPONの女性会員であるが、さらにプロのカメラマン、賛助会員、行政、住民などの男性が協力し、男女共同参画の支援活動へと展開した。③被災地の住民にわかりやすく、親しみやすく、参加しやすい支援活動状況を提供している。除雪支援の「雪ホリデイ=YUKI-holiday」、「どこでもカフェ」、「だれでもフォトグラファ」等、熊本地震では、それらの活動を引き継ぎ、「住まいづくり相談カフェ」となった。④被災地の仮設住宅地等に「茶道空間」などの独特の非日常空間を作り出す工夫をしている。被災者は当該空間に一歩入り込むことで、日常の厳しい現実生活から逃れ、他の人々と共に、日本文化のもつ優れた癒しと豊かさを体験し、元気を取り戻す。⑤支援活動を通じ復興の後押しをし、コミュニティの再建につなげている。法末のオープンガーデンでは、都会からの支援者により集落の活性化をもたらし、地元の人々の自主運営につながり、岩泉町の「どこでもカフェ」では、心地よい場所に地区を超えて人々が集まった経緯がある。⑥建築の専門家としての特性を生かして、住まいづくりの相談に乗っており、当該経験を反映し、熊本県御船町での復興ハウスの提案―高齢被災者が実際に住宅再建できるようにコンパクトで住みやすい、住民に寄り添った住宅提案を行っている。⑦国際組織であることを生かした活動で、写真展で被災・復興の状況等を周知し、海外の災害にも目を向けネパール、インドネシアの被災地への募金活動に取組んだ。
効果①「どこでもカフェ」6 年間に70か所;支援スタイルとして定着②「だれでもフォトグラファ」写真撮影の住民の自主グループ結成。2017 年9 月日本都市計画家協会「優秀まちづくり賞」受賞。③震災後の人口減少率が低下し地域コミュニティ再建④被災地・被災者の状況とUIFA JAPONの支援活動を国際的に周知 今後①被災地・被災者支援はコミュニティのレジリエンスを後押しする。②被災者に寄り添い、専門知識を活かした独自の支援方法を更に深める。③首都直下型地震に備え、他団体との連携も深め、防災・減災の啓発活動に更に取り組む。「世界の平和や平等のためにもっともっと貢献し、美しい世界をつくっていきたい。」これがUIFA の基本精神で、UIFA 会長の言葉である。



[翻譯/議: 林展弘]
UIFA JAPON的活動
主講人:UIFA JAPON 會員 吉野泰子 Yasuko Yoshino

國際女性建築家學會日本分部(UIFA JAPON)主要二大社會貢獻為:一是從事女性建築師、技術人員相關的調查研究及舉辦展覽會、研討會等推廣、宣導活動;二是善用女性建築師的特長來支援天然災害災區和受災民眾。至今為止定期舉辦的活動有大會紀念演講會、海外交流會(一年3次)和會員自行舉辦的「抓住這根手指頭」活動,以及發行電子報(一年4次)、UIFA JAPON D'AUJOURD'HUI(迷你新聞)和會員名冊。大會紀念演講會和海外交流會中,不只有日本國內的專家,還會邀請來日的外國人和通曉國外現況的專家擔任講師,來開辦讀書會。「抓住這根手指頭」這項活動,每一個會員都可以提案,募集參加者來執行。這10年來,「天然災害災區和受災民眾的支援」一直都是UIFA JAPON的代表性活動,當中眾所公認最大的成果就是推動災區的社區復興,其特徵和效果如下所示。
特徵①活動的基本理念為「陪伴受災民眾,並與當地居民合作,協助受災民眾獨立生存及支援社區重建。」②支援活動的核心是UIFA JAPON的女性會員,但除此之外還有男性的攝影師、贊助會員、行政、居民等一同協助,男女共同參與計畫,執行支援活動。③提供災區居民容易理解、容易親近、容易參加的支援活動,如協助除雪的「鏟雪日(YUKI-holiday)」、「任意咖啡」、「人人都是攝影師」等等,而在熊本地震時,繼承這些活動的是「住宅設計諮商咖啡」。④在災區的臨時住宅區上費心思,設置如「茶道空間」這種不屬於日常生活的獨特空間。受災民眾只要踏入該空間一步,就能逃離嚴峻的現實生活,與其他人一起透過體驗日本文化,來療癒心靈、豐富生活,以恢復精神。⑤透過支援活動來推動復興,促進社區重建。在法末村的開放式花園中,透過都市前來支援的人們讓整個村落活絡起來,有助當地居民學會自主管理,這也是日本各地的人們聚集到岩泉町「任意咖啡」的原因。⑥活用建築專家的特長,傾聽住宅設計的諮詢意見,並依此提供如熊本縣御船町的房屋復興,這種高齡災民可以實際重建、小型且易住,又親近居民的住宅提案。⑦利用國際組織的身份舉辦活動,如透過攝影展傳達災區及復興的現況等,也關注海外的災害,努力募款支援尼泊爾和印度的災區。
效果①6年來設立了70間「任意咖啡」,支援模式已穩定。②居民自行成立拍照團體「人人都是攝影師」,並於2017年9月榮獲日本都市計畫家協會「優秀城市建設獎」。③降低震災後的人口減少率,促進地區社區重建。④向國際傳達災區和受災民眾的狀況,以及UIFA JAPON的支援活動。
今後①對災區及災民的支援,將推動社區的復興。②陪伴受災民眾,善用專業知識深化獨特的支援方式。③為了因應可能發生的首都圈直下型地震,加強與其他團體間的合作,致力於防災和減災的宣導活動。「為了維護世界的和平及爭取人人平等,會繼續貢獻,期望能打造美麗的世界。」這是UIFA的基本精神,也是UIFA會長的教誨。

UIFA JAPON: http://uifa-japon.com/

分享